根魚(ロックフィッシュ)の釣り根魚の釣りは近年メバルの夜釣り(メバリング)などがポピュラーになり、ダイワなどの大手メーカーやカスタムショップがロッドやルアーの新製品をシリーズで出しています。
釣り場は主にテトラやゴロタ、磯の小場所、漁港の岸壁やスロープなどです。
装備もそんなに大掛かりな物はいらず手軽にできます。
ロッドにリール(ライトタックル)、コンビニ袋(魚を入れる)、ウエストバッグにルアー(小さいジグヘッドにワーム等)を数種類用意して、夜間には、懐中電灯(ヘッドランプ)があるといいでしょう。
漁港の岸壁ならスニーカーでじゅうぶんです。
ただしテトラなどは滑ると危ないのでスパイクブーツ等の着用をおすすめします。
海のルアー釣り入門者には、メバリングは最適です。小さいジグヘッドにワームの釣りが簡単で根掛かりしてルアーを無くしても安く済みます。
ロッドはメバル用のウルトラライトタックルか淡水のトラウト用でも十分楽しめます。
釣り方は、とりあえず底の方をゆっくり引いてみましょう。
反応がない場合は、少しづつタナを上げて探りましょう。
いれば、きっとなんらかの反応があるはずです。
代表的な根魚は?メバル名前の如く目が大きいのが特徴。結構年中エサにヒットして遊び相手になってくれるようですが釣りのメインシーズンは冬から春にかけてです。ガシラ(カサゴ)もそうなんですが、卵胎生といって卵ではなく、12月〜2月に子供を産むようです。早春になると釣れだすので「春告魚」なんて粋な呼ばれ方をしてます。またガシラもそうなんですが釣れる場所によって体の色が違います。黒系だったりイエロー,オレンジ系のものを見ます。気圧に敏感な魚で天候悪化前は食い止ります。俗に「めばる凪」といわれる位、凪の状態のほうがよく釣れます。昼間は偏光グラスをしていれば足元までルアーを追ってくるのが見えます。
(代表的な料理は煮付け)
カサゴとってもポピュラーなお魚。だいたいの根魚(ロック・フィッシュ)達は格好は「ちょっと」なんですが、食べて最高!(よくみると可愛い顔してるんですが・・「ガッシ‐」と呼ばれて愛されている?)その生態上漁師さんの網にかからないし、たまに取れても自分で食べちゃう(漁夫の利?)か、料亭行きになるためめったに魚屋さんには並ばない。そんな根魚の代表格。比較的低い水温(15度くらい)の時でもルアーに反応してきます。でもゆっくり大きくなるので、30cmになるには10年!かかるって言われてます。小さい子供のガシラは是非リリースしてあげましょう。
(代表的な料理はから揚げ)
キジハタ(アコウ)「幻の高級魚」といわれ、その美味しさは白身魚の王とも言われています。熱心にこの魚を追いかけている人でも年に数匹ゲットできれば上出来といわれる位「まぼろし」なんです。なぜか?美味しいので乱獲された、餌にヒットするとすぐ岩の間にもぐりこんでしまい取り込めない等の理由があるようです。引きが強くロッドは、シーバス用を使かい仕掛けは、テキサスリグ等のワームを使ったシステムがポピュラーです。
また、アコウはメバルなどの寒い時期と違い水温の高い(18度以上)時期に活発に捕食し、食べて美味しい旬も夏から秋です。またこの魚は小さいうちはみんな雌で4年くらい経つと雄に「トランス」する変わった性癖を持っているようです。
(代表的な料理はお刺身と鍋)

初夏の夕暮れどきにヒットするキジハタ

キジハタ狙いのテキサスリグにヒットしたちょっと嬉しい外道!ヒラメ(ソゲ)

夜の防波堤で釣れたソイ

白いジグヘッドにヒットしたマゴチ(英名:フラットヘッド)